碧の日々徒然

碧の日々のことを徒然と

映画55本目 『第8日の夜』2021年公開作品

さていよいよ夏の暑さが遠退き秋の空になって参りました。空には無数の蜻蛉が飛び交う時期、そろそろ稲刈りも間近というところでしょうか。こんにちは、今日は少々疲れ気味の碧です。この間のドーピングはドーピングでしかないのでやむを得ずOSRを飲みながら体調管理中です。

そんな時でも昨今の楽しみの一つであるホラーの宴だけは止められないというより、止める気がありません(笑)本日はKホラーでいきましょう。

Netflix作品独占なのは少し残念なくらい、縄の鈍い2が好きな方にはわりと心に刺さる作品。

数千年前に赤い目と黒い目を持つ怪物に対して、釈迦が両目を奪ってそれぞれを東西に封印していた。赤い目を考古学者のキム教授によって掘り出され、血を捧げた事で復活を遂げて7人の肉体に乗り移りながら黒い目を求めていく。同じ頃、封印された黒い目を守る僧侶が赤い目の動きに気づき、最後に乗り移る処女菩薩を亡き者にしようと急ぐのだった。決して目覚めないようにと封印されたある『存在』が解き放たれるのを防ごうとする者たちを描くサスペンスホラー。


イ・ソンミン主演。メガホンを取るのはキム・テヒョン。パク・ヘジュン、キム・ユジョン、ナム・ダルムのほか、チェ・ジノ、キム・ドンヨンらが出演。


さてここからは何時もの如く、ネタバレ・感想になります。未観賞の方はご注意ください。






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冒頭、考古学者のキム教授は過去に発掘の偽造したせいで学会から追放状態になっていた。その汚名返上の新たな発掘をする。そしてついにインドとパキスタンの国境にある砂漠で金剛経に記された赤い目が封じられた箱(舎利容器)を発見する。大発見だとして学会へ発表しようとするが、その言葉は誰にも信じてもらえぬ怒りに教授は歳月をかけ赤い目の復活をさせる事にした


え?そんな理由で悪魔復活??マッドなサイエンティストってどうしてこう極端な行動に走りガチなんですかね?まぁなにかを突き詰めたいって気持ちがわからない訳じゃぁないけどさ?極端なんだよね。


プク山の寺で修行をしている若い僧侶・チョンソクは、黙言という無言を貫く修行を2年間していて筆談で会話をしている。その師匠であり老齢の僧侶ハジョン和尚は、釈迦に封印された怪物の黒い目の入った箱(こちらも舎利容器?)を守る役目を引き継いでいた。ハジョン和尚は赤い目の復活を感じ取るが、既に体が病魔に侵されており、自身の死期が近いことを察知していた。遺言として役目を引き継いで出て行ったソナ和尚をチョンソクに探すように言いつけた。


因みにソナ和尚は正式な僧侶の認可は持っていないとのこと。つまりはエセなんだけど、ハジョン和尚は彼の中の能力をかっていて次のお役目を彼に引き継ぐように言っていた、ということらしい。正式な僧侶になれなかったのは、この後チラッと出てくるが警察沙汰になることを起こしたからとか。


その後死んだハジョン和尚の遺言に従って黒い目の箱を所持してソナを探すチョンソクだったが、幼い頃から寺に預けられていたこともあり、あまり街に詳しくない。その為駅構内で綺麗な女性に目を奪われている隙に、黒い目の箱の入った袋を何者かに奪われてしまう。


あーあ(;´д`)完全にどう見ても田舎から出てきたばかりです!のチョンソクだもんなー。とられちゃうよなーと思ってた!(笑)


そしてプク山を離れて肉体労働をして生活していたソナは、本来ハジョン和尚の役目を引き継ぐはずだったのだが、そこから逃げてしまっていた。

というのも実は過去に妻と子供をチョンソクの母親が起こした交通事故で殺され、ずっと恨みを忘れられずにいたからだ。一端それを訴えたものの認められず法廷で暴れた(だったか?ちょっと曖昧だが)記録が警察には残されていて僧侶になれなかったのだ。

そんな事情を知らなかったチョンソクを育てていたが、やはり妻と子供の無念を忘れる事ができずに自分には何もできないと寺から逃げ出してしまったのだった。

チョンソクからハジョン和尚の訃報を聞かされ、自分に与えられた使命を全うするべきなのかソナは悩む。そんな中でもソナに子犬のように必死についてくるチョンソクに、食べたいモノを食べさせてやったり靴を買ってやったりする。


あんたら、もう親子にしかみえんて(´;д;`)バックボーンが切ないんじゃぁ!ウワァン!


一方同時期、ホテ刑事は奇妙な殺人事件の捜査に関わっていた。最初の被害者が次には被疑者になるような数珠繋ぎの事件の状況が理解できないでいた。追うたびに新たな奇妙に萎れたミイラ状態の死体がまた見つかり、そこにいた筈の誰かが消える。しかもそれらは何も隠そうとする気配もなく、次へ次へと移動を重ねていく。

元々短気な質もあって常にイライラして説明を受けるが、結局モタモタされるとブチ切れてしまうホテさん(笑)そんな性格でも実は後輩思いの面もあって、過去に自殺しようとしたドンジンを助けた。しかし結果として目と足が不自由になってしまった事に、ホテは重い責任を感じている。


そんなドンジンは自殺の後遺症で目と足が悪いが、今は妻と子供もいて懸命に仕事をしていた。


実はホテ刑事は上司からドンジンは使い物にならないとしてクビにするべきだと再三言われているのだが、ドンジンはその事実を知ってか知らずか。


ドンジン自身は今はホテに助けられた恩を強く感じていて、何かと一生懸命やっていると主張して安心させようとしていた。今回の失踪事件に関しても、最近知った霊能者から護符を作って貰い、これさえあればなんとかなりますと空元気を見せるドンジン。そして最後まで警察官でいさせてくださいねとホテに笑顔で言うのだ。



そして何人目かの失踪者となった女子高生を追いかける最中、やっと失踪者の繋がりがハッキリする。

実は考古学者のキム教授が過去に瞑想クラブを立ち上げていて、被害者は全てその瞑想クラブに通っていたことがわかったのだ。そしてホテ刑事は赤い目の飛び石の1人となった女子高校生を追うソナ和尚を見つける。

赤い目に取り憑かれるとこんなことに!怖いよー、でもこの次の瞬間の笑顔の方が実は倍怖い。目の出てくる場所はおんなじではなさそうだが、この顔でゾンビというよりもバイオのリッカーみたいな動きをするんだから怖い((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル



しかし実は女子高生の次の生贄になるはずの霊能者に、騙されていた(うぁあ!護符ー?!!!)ドンジンが次の器になってしまう。

その霊能者に赤い目を騙す方法を教えていたのはエランという少女だった。エランはキム教授の養女で全ては赤い目を復活させる処女菩薩に仕立てられていた。エランと次の生け贄の霊能者を目標に赤い目に乗っ取られた女子高生が近くまでやって来るが、魔除けの手段で遠ざけて霊能者を助け、最後の生け贄を護符を持たせたドンジンに押し付けたのだ。


取り憑かれたドンジンは、萎れてこれまでと同じ奇怪な遺体となった女子高生と、その場に駆けつけた警察官2名への数発の発砲痕と共に惨殺遺体を残して、街から姿を消した。


ソナは赤い目の接近に気付き、なんとか処女菩薩の居場所を見つけ出し殺害を敢行するが、既に処女菩薩を殺そうとしたソナの行動を知ったチョンソクと共にエランは逃げ出した後だった。そこに残っていたのは護符で顔をグルグル巻きにした霊能者が1人残されていただけだった。そうしたのはそうすることで命が助かると教えられたからと彼女は言う。

そこにホテさん到着。ソナとホテは応戦するものの、なんとかソナはその場を立ち去った。


チョンソクとエランはプク山まで逃げる。だが実はエランは怪物を復活させる為の生贄となって、キム教授に頼まれて自ら命を捧げていた。


エランは既に幽霊となっていて、全ての様子を俯瞰した状態で見ていたのだ。罠と知らずプク山の寺まで戻ったチョンソクの手元には、駅で失った筈の黒い目の入った容器が残されていた。駅でチョンソクが見とれたのもエランだったし、箱を駅で奪ったのも彼女だったのだ。


それとほぼ同時に赤い目に取り憑かれたドンジンが逃げる際に警官を殺したという事を信じられず、ホテ刑事は自分達から逃げたソナが犯人としてプク山に向かう。



ドンジンは赤い目に乗っ取られた状態のままプク山まで来ていて、まだ荼毘に付されず隠されていたハジョン和尚の遺体を見つけ、ハジョンの計画が失敗だと言い放つ。だがドンジンはソナが裏山に張り巡らせた罠にかかかりソナに殺されてしまう。

しかもそこに居合わせたホテ刑事が、ドンジンを殺したソナを負傷させてしまう。ホテ刑事には邪魔されるが、ソナは赤い目を自分に憑依させてホテ刑事を一撃で弾き飛ばすと木の枝に突き刺さり死亡。

赤い目を憑依させたままソナは自分ごとチョンソクに始末させようとする。しかし逆に赤い目はチョンソクに乗り移りチョンソクを器にしようと乗っ取りにかかるのだが、ソナ和尚が命をとして助け赤い目を元の容器へ戻したのだった。


最後ほぼほぼ全滅やんかー!残ったのチョンソクだけー?!そんなぁ


ハジョン和尚とソナ和尚の使命を引き継いだチョンソクは再び赤い目こ容器を砂漠へ還すその姿を見つめていたエランの魂は最後はチョンソクを器にするべく怪物に協力していた筈だったが、結局は砂漠へ戻っていったのだった。



と、言うわけで最終的にソナは自分の中の葛藤は解消してチョンソクに全てを託したみたいに綺麗に終わらせた風に一応は見えているんでなんなんですが、



ほぼほぼ主要人物が死んでいくという何ともセンチメンタルにしかなれないエンディングを見ましたふぉおおお!(TДT)しかもホテさん&ドンジンは巻き込まれ死。


唯一疑問なのは7つの踏み石の次は処女菩薩が最後の踏み石という最初の話だったので、7人目の次はエランと思って見ていたんです。でも、見ているうちにエランは最初から幽霊で、途中でこいつ何人目?になってしまい、ドンジンに取り憑いた途端?

はて?飛び石とは?(・_・?)となってしまい、その後ソナにもチョンソクにも赤い目玉が乗り移ってたら、飛び石の意図はなんぞや?などど謎のまま映画が終わってしまいました。まぁ兎も角一番怖いのは赤目女子高生です。夢に出そうな位怖い((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル


物語としてはわりと面白くテンポも良いのですが、そんな疑問を幾つか後引きさせられる映画でした。しかもお役目継承の武器がね、斧なんですよねー、何て力業アイテム(笑)

色々突っ込みどころはありますが、一度は見てみても良い映画だと思います。お時間あるかた&ネトフリ見れる方は是非お試しください(笑)

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