碧の日々徒然

碧の日々のことを徒然と

映画70本目 『オクス駅お化け』2023年公開作品

今夜もいい具合に夜も更けて、いつの間にか雨は止みましたが風の音か大きく響きます。こんばんは、碧です。ちょっとまだアドレナリンが放出の後を引いているようで、まだ眠気が遠くから覗いている状態。こういう時はサックリと眠くなるまで気持ちを切り替えるのが一番ということで、無夜中のホラーの宴を開催したいと思います。前回掟破りのドラマに飛んていっちゃったので(でも後2本か3本はドラマも紹介したいな〜と思うんですが、さすがに昨日の今日は止めておきます(笑))、今回は日韓合作ホラーを。こういう場合はKJホラー?JKホラー?(あ、なんか後の方意味がかわりそう)

意味深なポスターですよねー。でも実は電車ホラーではないという(笑)あら不思議(ΦωΦ)

ウェブニュース記者のナヨンはアクセス数アップのために、地下鉄のオクス駅で起きた人身事故の記事を書く。ボーイフレンドのウウォンに協力してもらいながら取材を進めていくと、彼女は奇妙な目撃証言を得る。2人が事件の真相を調べていくうちに、周囲では怪死事件が次々と起こり始める。ソウルに実在する地下鉄オクス駅で起きた人身事故を追う記者たちの周りで、次々と怪死事件が発生する。

『リング』シリーズなどの脚本家・高橋洋らが脚本を担当、韓国のウェブ漫画を映画化した日韓合作ホラー。『貞子vs伽椰子』などのメガホンを取った白石晃士が脚本協力し、『人形霊』などのチョン・ヨンギが監督を務める。キム・ボラ、キム・ジェヒョンらが出演する。 


さてここからは何時もの如く、ネタバレ・感想になります。未鑑賞の方はご注意ください。




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基本ホラー作品では、怨みを持って死んだ人が怪異の原因ですよね。近年はその人物ってわりと、子供である確率って結構高く感じませんか?多分それって大人が子供の方が死ぬのは弱くて容易いけれど、その後の怨念の存在が大人よりも子供の方が怖いからなんじゃないでしょうか?っていうのも大人の怨霊って、こうシガラミがありますよね。でも子供の場合複雑な感情はあまり無くて、ストレートで意図が真っ直ぐだから怖いのかなって思う次第。しかもその真っ直ぐがどこに向くのか分からないのが、また子供のような気がするわけです

一見ルールはあるけど明らかに謎の例外があるとか、なんらかの法則はありそうだけどハッキリしない。あるいは理由がわかったと思った途端、それがひっくり返されるとか。私達大人からすると実は一番怖い。そして子供は唐突なルール変更や自分だけしか通用しない自分ルールで動きがちなので、そういった類の怖さを違和感ないまま、緊張感まで演出できるということなのかと思います。



さて映画に入る前に、このソウルにあるオクス駅は本当に存在する駅です。間違っても廃駅の方におりないようにして下さい。

冒頭オクス駅には今でも稼働しているホームと、数年前に廃駅となったホームの2つがある。

深夜のオクス駅、ホームには1人の女性が酔っぱらっているのかふらついて歩いている。 それをネットにアップした青年は、 ホームドアに挟まれて首を切断され死亡。 ネットのコメント欄には『その女お化けデスヨ?』ってコメントが沢山。


1か月前

ネット記事を書いているナヨンは、 取材でミスを犯して社長から賠償金を払えと言われてる。 配信会社の社長はPVの上がる記事を書いたら賠償金はなしにしてもいいと言うが、そんな記事どこに転がっているのか見当もつかない。

そんな時オクス駅の使われていない廃駅構内で人身事故発生

その事故では被害者の他に子供がいたという噂が流れ、 ナヨンはこの一件を記事にすることに。友人で駅の保安係をしているウウォンに監視カメラの映像を持って来てもらい(え?それって犯罪じゃないの?窃盗にならんかね?なるよね(笑))、それを記事にしたことでナヨンのPVはうなぎ登り。事故を起こした運転手がおかしくなったと聞きつけインタビューを敢行するナヨン。その記事も大人気と思いきや 【インタビューしたときには運転手はもう死亡していた】ことが発覚。


監視カメラの映像を見ると、誰もいない空間に話しかけてるナヨンや、首を吊った遺体に動じることなく話しかけてるナヨンが写っていた。怖いっ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


またもや社長から怒られるナヨン。(ちょっとこのシャチョサンヒステリーよね?そう思うの私だけ?)ナヨンは、事故死した男性の妹テヒから話があると呼び出される。彼女は、『昔の記憶がおぼろげなので催眠療法をしてもらったら井戸が見えたんです。そのことを兄に言うたんで兄は井戸を捜しに行ってオクス駅の廃駅に入ったんだと思います。』と訴える。


オクス駅には何かがあると、調査するナヨンとウウォン。子供を目にし、四桁の数字をつぶやく人達は身体に爪の傷跡を刻み込まれ死んでいく。ウウォンの同僚スンジュンも死亡。人身事故の時インタビューした湯灌師のヨンもまた子供を見て四桁の数字を口にしてしまった1人。またウウォンにも同じく、呪いが発動し始めていた。


ナヨンは旧オクス駅の近くに養護施設があったことを突き止める。過去の写真を見ると、そこには古井戸が写っていた。

『この井戸です!』

その写真から過去の記憶を取り戻しつつあるテヒ。養護施設の院長(テヒの義父)は、子供を集め臓器売買に手を染めていた。臓器を売って用済みの子供達は井戸に押し込まれ生き埋めに。テヒは兄が懇願したからギリギリ井戸から抜け出せたのだ。その際テヒの持つ数字を院長が呼んだことで子供達は『数字を呼ばれたら助かる』と思い、怨念と希望と絶望とが入り混じった怨嗟と呪詛の輪廻に取り込まれてしまった。


んんん?井戸に生き埋め井戸に子供……?

なんか聞き覚えがある設定


ナヨンはウウォンとともに子供たちの遺骨を発掘。これで恨みは消えただろうと思いきや、ウウォンの傷は消えない=呪い絶賛発動中。


おやおやおやぁ?これってデジャヴ?


ところが湯灌師ヨンは傷が消えているではないか。


『あの子らの呪いはな、そんな簡単には消えん』


その答えは、誰かに呪いを感染すこと、 簡単に言えば数字を伝えて言わせたらいい、ただしあの事件あの子供達のことを知ってる人でないと駄目だが。死にたくないウウォンは「新しい携帯を買った」「新しい番号を教える」とナヨンに電話番号を復唱させた。その電話番号の下四桁が、ウウォンが呪いにかかった【数字】なのだった。ウウォンはナヨンに呪いを移してしてしまい、テヒもまた呪いに感染していた。

 


さーいてぇ!!!嫌いっ!こういう奴

ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!

なんか何処かでVHSをコピーして渡すって映画を彷彿とさせるのは何故だーっ!それとも夜勤事件のSDカードかぁ?!移すなーっ!移して自分だけ助かろうってなぁ!


呪いを移したウウォンの裏切りに愕然とするナヨン


この呪いの生き残り死んだ男性の妹は元々その児童養護施設にいて、最後の井戸へ生き埋めにされるところにもいた。それがあまりにもショッキングで記憶を失っていたのだけど、兄の死と主人公の協力によって過去を思い出した。それで判明したその事実を記事にまとめるんだけど……何故かあれほどまでにバズるネタをといい続けた社長から直々に掲載不可、それどころか主人公は出勤停止自宅待機まで言い渡されてしまう。


その理由というのも、実は過去にオクス駅の真実を建設中に暴いた記者がいた。それが何を隠そうこの社長。だけど政治的圧力や、このネタを握っていることでのし上がろうとする野心で彼女は公開しなかった。だから今更ここで主人公にスッパ抜かれると困るし、まぁ半分はやっかみっていうか八つ当たり???そんな社長の対応にブチ切れた主人公は、退職願を叩きつけると共にある【お願い】をする。


皆にはこうならないように、おまじないを教えます。絶対やってね【お願い】ね。 〇〇〇〇この数字を声に出して読むだけ。あと☓☓☓☓とかでもいいんだけど、大事なのはそこで何があったか知った上で、この数字を声に出して言うことなの。ほら日本の怪異でも『事前にお払いしないといけない』事ってあるでしょう?

ってこれだとまさに呪詛のリー・ルオナン(笑)




結局1人の懇願で番号を呼ばれひょんなことから、井戸から出ることを許されて助かった子供がいて。 それをそ場で見ていた子どもたちは、こう思ったわけです。 


「ぼくたちも助けてもらえるかもしれない」って。


ただそれが子どもの持つ思考の理不尽さというか、曖昧さが手伝って「自分たちが引き上げてもらえる」と「相手を引きずり落とす」がごちゃごちゃになってしまった。 だから生き埋めにされた子供達の霊魂は、自分たちを助けてくれる人だと思って自分達のところまで引きずり落とし』てしまう。本当はこのオクス駅で起きてる怪異って、怨念なんかじゃなくて、ただただ「助けて欲しい」っていう子供達の悲痛な願いなのです。



とまぁ、そんな映画でしたが、考えてみると日本の参加がリングの脚本高橋さんと『貞子VS伽椰子』の白戸晃士監督(あらまた白戸監督(笑)白戸監督率高いですね、このblog)ですもんねぇ。どうしたって、貞子がニジニジと躙り寄ってきますよね、うん。それにしてもこの作品は子供の被害人数が果てしなすぎて、ちょっと気分悪い。


こちらの作品は只今アマプラサブスクFOD等で見ることが可能です、気になってた方は是非ご覧になってみてい下さい。


では今夜はこの辺にて。また明日ー!


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