碧の日々徒然

碧の日々のことを徒然と

映画32本目 『0.0MHz』2018年製作作品

さて、昨日の頑張りの結果早く寝たら案外早めに目が覚めてしまったというオチと共に夜中に今晩は、碧です。草木も眠る丑三つ時なんていいますが、うちの傍のネコネコネットワークは少し前から元気一杯です。どこのお家に行く予定なのやら(笑)さてそんな穏やかな話をしてたかと思えば、やっぱりするのがホラー映画というところが、碧の碧たる由縁(笑)

Kホラーの記憶を辿ると、わりと昔から観てたんですね。『ボイス』とか『友引き』とかもみたんだもんなーと記憶をひっくり返しながら次の映画は最近にしようか昔のにしようか迷う日々です(笑)

そんなことをいいながらこちらアマプラで現在見放題配信中の作品です。日本でも小規模公開ながら話題を集めた「コンジアム」の原案となったWEBコミックを映画化した韓国ホラー。製作は2018年なのですが、公開されたのは2022年だったそうです。

超常現象を分析する大学のサークルメンバーは、周波数が0.0MHz(メガヘルツ)になると霊が現れるという仮説を証明するために、ある心霊スポットを訪れる。しかし、その夜から奇妙な現象が次々と起こり始め……。

何か知らないのですが出演は人気アイドル「Apink」のウンジさん、「INFINITE」のソンヨルさん。すみません、アイドルには疎いもんで。監督ユ・ソンドンとのこと。


さてここからはいつものごとく、ネタバレ・感想がありますのでどうぞ未観賞の方はお気をつけください。



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これまで紹介してきた作品と比較してみると韓国ホラーらしさもありつつ、なんとなくJホラーっぽい一面もあり、はたまたサークル活動なんかはアメリカのティーンホラーみたいな雰囲気をもったちょっと珍しい印象を受けるオカルトホラーです。


とはいえ冒頭はやはり韓国ならではの祈祷師登場。あの絶妙なお囃子と民族衣装を着て躍りながら祈祷って韓国ですよね。日本なら大概護摩壇つくって坊さんが正座で読経で何故か陰陽師張りに九字を切る。アメリカだったら牧師さんが悪魔憑きなあわれな子羊をベットにくくりつけて聖水をぶっかけながら聖書を読むわけで。

何はともあれこの物語は冒頭から祈祷のシーンから始まり、その家には女の幽霊が居るのだとのこと。4年前に狂女が首吊り自殺。発見が遅れて腐乱し首から胴体がモゲ落ちた状態で見つかって以降、という田舎のいわく付き物件。それを祓うために祈祷師は呼ばれたのだけれど、とんでもない結果に。室内に入った弟子がみたのは、体を捻られ天井に張り付けられた祈祷師の遺体。

祈祷で祓うことの出来なかったその女の幽霊がいる家は、そのままホラースポットとして放置されることになったのでした。めでたしめで……違った(笑)


さて、タイトルにもなっている『0.0MHz』とは、主人公らが所属するオカルトサークルの名前であり、霊と交信できる脳波数だとか。


ラジオという話も聞いたが、ラジオをそこにあわせたら霊の声が聞こえるとか言うやつだそうで、こちらは都市伝説みたいなものらしい。

まぁ基本ですよね、こういうオカルトサークルですもの。冒頭に出てきた幽霊憑き廃墟に合宿に行くことになったサークルメンバー。

大学生らしい怖いもの知らずさで先輩方が呑気にはしゃぐ中、主人公だけは一人浮かない顔である。その理由は映画が徐々に浮き彫りになっていく。



実は主人公は霊媒師の家系であり、元々霊が見える体質なのだ。廃墟につく前道なりの小さな店舗で買い物した時、車の中から店内に駆け込む女子高生をみたけれど、それは実際にはそこにはいない筈の人影。店主と共に道に出て彼女らを見つめるけれど、その姿は鏡には映っていない。(というか冒頭後の主人公のバイト先から友人と一緒に歩くシーン。背後からついてくるチマチョゴリのオバアと少年はどうみても生きてる人間ではないのはみてるだけでわかる。


主人公は廃墟につくと具合が悪くなり、目がうつろになっていく。そんな主人公を友人は心配するが、先輩らは興醒めとばかりに気にせず、夜に降霊術をやるという。

何故にこういう人々は、まともでなく人死にしたとわかっている場所で降霊術なんて試そうとするのかね?まごうことなき瑕疵物件なんですよ?

そういう事を考え無しにするから死亡フラグが立ちまくりなのだ。


降霊術に関しては一応脳波なんか取ったりして科学的検証なんかなーと思わせといて、お決まりの展開。塩で周りを結界はってるにも関わらず、しかもカメラに映っとるのも構わず先輩1号とお姉さんはイチャコイてて。それをちょっと小便に行ってて監視画面から目を離している先輩2号……案の定、である。

しかも同じ時に別な部屋で休んでいた主人公と友人……これもどうかと思うんだよ?具合が悪いのはわかるが、隣の部屋で実験してて、つまり隣の部屋で死んだ人がいる家なんですけど?

時々出てくる主人公のオバアが結構地味に怖い。元々強い力のある祈祷師さんだったそうだが、忠告にきてくれるのは大変ありがたいが、こんな忠告の仕方はオバアとはいえ怖すぎる。



っていうか、先輩お姉さん、降霊術してて隣の台所の窯から床下に引きずり込まれるって、どないなんでしょう。しかも引きずり込んだ後の髪の毛が怖い怖い。人毛ってやっぱりなんか怖いよね。

映画をみてる側としては、どう見ても先輩お姉さんは憑依されているわけだが、他の仲間が床をひっぺがして救助し廃墟から逃走。

ちなみに逃走前に儀式に使った人形を燃やしてきてと、主人公がぐったりしながら忠告するんだけど、先輩2号はそんなの知るか的に、戻ったくせにただ人形を穴にポイして戻ってきちゃう。必要なことはやらない癖に、必要ないことはやるんだ、こういうやつ。

戻ってきて燃したと宣言するけれど、燃したか燃してないかはわからんのか、主人公よ。兎も角意識のない先輩お姉さんは入院。付き添いは先輩1号がするって言うのに先輩2号は不満顔。


っていうか、そんなサックり逃げるくらいなら最初からやるんじゃありません!(`Δ´)



結局主人公と友人、そして先輩2号はホテルに戻る。でも結局、先輩2号は病院に先輩1号と付き添いを変わりに来た際にお姉さん先輩にいたずらまがいの行為をして、その後サックリと死亡。お姉さん先輩が問題なしで退院した後には、先輩1号も自分で車を暴走させて死亡。


どうやらお姉さん先輩が眠ると取り憑いたお化けが出てきて悪さをするらしい。

突然、主人公は今まで逃げてきた自分の家系と向き合うことを決意。それまで自宅で占い師をしていた母の姿はみたものの、主人公の事には特に触れていなかったので、主人公にそんな能力あったんかい?!と初耳でしかないが、まぁ出来ることがあるなら頑張れ(笑)


霊媒師の祖母が憑依しているということなのか、憑依された女の霊と対峙する場面はなかなか面白かった。チープなCGなど程よいB級感。


そしてあれだけフラグを先輩1号2号と立てまくったわりにお姉さん先輩は、主人公と主人公の友人と共に元気いっぱい生還しちゃえたとこはなかなかである。


しかしラストの不穏さは絶妙に後味の悪さというか、あー、やっぱりそうなったかと言いたくならなくもない。ここら辺は是非とも映画をみて共感していただきたい。絶対見たら同じ様に言うと思う。

まさにホラーの定番な最後を向かえた感はあるが、この後まだ何か続くのか、これで一応終わりかは絶妙な感じである。


怖さで言えばコンジアムほどではない。ただオカルトホラーらしいオカルトホラーと言っても過言ではない。そこに女の命は髪の毛と言わんばかりの髪の毛攻撃が絶妙にジワッと湿るJホラーテイスト。でも科学的にってカメラや脳波計やら、散々器具を使う方向性はフラットライナーズみたいなアメリカンナイズに感じなくもない。ただ最後は血縁の力業なところが全体的にB級感も拭えない部分。とはいえわりと最後まで飽きずに面白くみられる映画ではある。

機会があれば試してみてほしい作品なのである。

では目覚めと共に即ホラーな話の記事を書く、ホラーマニアなのでした。では、また次のホラーでお会いしましょう♪

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