映画35本目 『シックス・センス』1999年公開作品
次第に少しずつ日暮れが早くなってきたのをふと実感する今夜の碧です。こんばんわ。本日のホラーの宴は、これでちょい歴史が変わった気がする作品です。何がって、そりゃこんなホラーというかサスペンスのというか、こんな表現なんてこれまで考えたことないと思ったから。

高名な精神科医のマルコムは、かつて担当していた患者の凶弾に倒れてしまう。その後暫くして彼は、複雑な症状を抱えた少年・コールの治療に取り掛かる事に。コールは常人には無い特殊な“第6感”―死者を見る事ができる能力―を持っていた。コールを治療しながら、彼によって自らの心も癒されていくマルコム。そして彼には予想もつかない真実が待ち受けていた……。B・ウィリス主演のサスペンス・スリラー。
言うまでもないM・シャマラン監督作品です。津田沼だったか市川だったかの映画館で、なんだこれ?と思いつつみて、見終わった後にもう一回この結末を知った状態でみーせーてー!!と叫びたかったのを良く覚えています。
もう27年も前の作品になるんですね。でも決して今見ても遜色ない作品です。そしてもし今まだみていない人がいたら、心のそこから私と変わって欲しい。一回観た記憶の中身全消去して、もう一度まっさらな気持ちでみたい作品です。
ネタバレはもう世の中ほぼほぼ知ってると思いますが、
もし!もし!まだ見てないという方は、是非とも観賞後にまたきて下さい!←これまでにない本気の強調
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それまで数々の子供達を救ってきた児童心理学者・マルコム(ブルース・ウィリス)は、その実績を認められ表彰を受けた。妻と2人でそのお祝いをしていた最中、かつて担当していた元患者ヴィンセントに自宅を襲撃される。
マルコムは治療に失敗した!!僕を助けてくれなかった!
そう叫びヴィンセントはその場で自殺。その出来事はマルコムの心に深い傷を残した。
暫くの後そんな彼が新たに担当することになったのは、周囲になじめず孤立している8歳の少年コール(ハーレイ・ジョエル・オスメント)。父親は家を出ていきシングルマザーの母親と2人暮らしの少年だ。それはヴィンセントと似た環境でもあり、コールの行動にはヴィンセントと似た症状が上げられている。マルコムはコールをなんとか助けようと努力する事で、昔の傷が少しずつ癒されていく。
ただマルコム自身の夫婦関係はあの事件後すっかり冷えきってしまっていて、妻のアンナと結婚記念日だというのに一緒のテーブルで食事をすることも、日常の会話もない。マルコムは大概地下の書斎で仕事をしているし、店を経営しているアンナは若い男性と笑顔で会話をしておる有り様だ。
最初は心を閉ざしていたコールだったが、マルコムの誠実な態度に少しずつ打ち解けていく。そしてついに、彼はマルコムに『死んだ人が見える』ことを打ち明ける。二人の絆が深まる中で、やがて最大の『ある真実』が明らかになっていく。
もう、これ以上アラスジ説明しなくていいですよね。
初めて観た時ダイ・ハードじゃないブルース・ウィリスに激しく衝撃がありました。それまでも何度か観たことが得るけれど、大概強気で負けん気の強いタフガイばかりの印象だったから。
でも、物静かで誠実なマルコム博士のあの口調がとてつもなく似合っていて。開始10分もせず、この人は思ってよりも繊細な演技をする俳優だったんだと気がつかされました。
けしてアクションの時のように激しく怒りも昂りもしない。でも、必死でコールのために謎を解き明かそうとする。
たった八歳の男の子が何故習ったことのないラテン語を話すのか?そして、何故ヴィンセントがあの強行に走る程落胆したのか、他の子供は助けてくれたのに自分だけが救われないと叫ぶほどの苦悩。
その真実を過去のヴィンセントの診療中のカセットテープから発見した時、マルコムはどれほど驚き・後悔しただろう。
そして、コールに対する答え。
その答えを一緒に解き明かしに行く姿。

けして幽霊が見えていることも否定しない、恐いという気持ちも否定しない。でも、もしかしたら…………その思いが本当の形で通じた時、嬉しいような悲しいような気持ちになります。
そしてブランコに乗るとある女の子の妹と並ぶコールを見つめるマルコムの穏やかな視線がなんとも言えないのです。
そして、コールがこれまで一人で抱え苦しんでいた事を、コール自身が自分の言葉で母親に正直に話し、母親にコールの事を理解して貰えた。
それによりコールは普通の子供のように日々を過ごせるようになり、コールの治療が終わりを向かえる。その最後の時の何時ものようにの言葉は思い出すだけで涙がでます。
さよならは言わないで、また明日といって
もう会うことはないけれど、2人は何時ものように別れ物語は終わるのだと思っていました。でも最後の時に初めてコールの方が知っている事を、コールから伝えられ、その真実にマルコム自身が気がついた時。
何よりもコールを必要としていたのはマルコムだったのだと知って私は号泣しました。
そして、映像の細かな部分で与えられたサインの数々に、もっかい観させてくれー!!!と思ったのです。
これ以降わりとほぼほぼM・シャマラン監督作品は制覇しています。が、物語のこともあれですけど、どうしてもシャマラン探しにいそしんでしまう私。どこでくるか、なにでくるか、なにをするか?もうね、段々楽しくなってくるんですよ?いつ来る?いつ来る?みたいなっちゃって、でてこないとガッカリするしね(笑)ちなみにシックス・センスにはお出になられてません。残念
そんなわけですが、他の作品は一先ず置いとくとしてもシックス・センスだけは一度みておくべき価値があると思っています。
現在アマプラでもネトフリでも見放題ですから、お時間ある時に是非、ハンカチスタンバイで(笑)
ではこの辺で。
今夜はシャマラン作品でも見ながら寝ようかな