碧の日々徒然

碧の日々のことを徒然と

映画27本目 『REC/』2008年公開作品

碧

おーはよーございます。あの後寝たかと聞かれれば、はいぐっすりと(笑)BGHにしていたコンジアムの序盤で寝ました。お陰で黒目レディには出会わず(笑)朝を向かえてしまいました。こんな話から行くとKホラーかと思われそうですが、本日は朝も早よからスパニッシュホラー行きましょう!今回は立て籠りではなく封鎖されちゃったから出られない系でございます!

レポーターのアンヘラは、あるアパートに出動する消防団に同行取材を行う。現場にいたのは血まみれの老婆。老婆は警官にかみ付き、建物は外から封鎖されてしまう。救出に来た衛生士の口から、この建物で発生したと思われる人や動物を凶暴にする病原菌の存在を知らされ……。


封鎖されたアパートで起こった伝染病の惨劇を、テレビ番組クルーの手持ちカメラ視点でとらえた、ドキュメンタリー調の臨場感あふれるパニック・ホラー。スパニッシュ・ホラーの旗手ジャウマ・バラゲロとパコ・プラサがメガホンを取り、スペインで大ヒットを記録。ラストに映し出される衝撃映像に目がくぎ付けになる。


さてここからはネタバレ・感想になりますので未観賞の方はご注意ください。




※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※




実は以前から作品自体の名前は知っていたんですが、何故か見る気分に中々ならず、最近のこの状況になって初めて観賞しました(笑)いやー、思ってたのと違う違う。ある意味形としては、ここ何回か続くゾンビ映画に近いって言えば近いんですけどね。

物語は夜の消防署に密着取材にやって来た、レポーターのアンヘラとカメラマンのパブロ。日本で言えば所謂消防24時って感じの番組を作成中の様子。もしかしたら撮影中に出動なかったら撮れ高無いんじゃと不安を醸している最中深夜、出動要請がかかる。


内容は、アパートに閉じ込められた人の救出。


消防士のアレックス、マヌー、そしてアンヘラとパブロが現場に向かう。そこには既に2人の警官も到着していた。

近所との付き合いも無い、不気味な老女イスキエルドの異様な悲鳴が聞こえ、呼ばれたらしい。

部屋に入ると、血塗れで錯乱状態だったイスキエルドが、警官に噛み付く。警官を救急車で病院に運ぼうとするが、アパートは政府の保険局(速くない?)によって封鎖させられていた。アパートの住人で娘の薬を買うため外にいたジェニフェルの父から、アパートが警官隊に包囲されていると連絡が入る。

しかし何故錯乱状態の婆さんは下着姿が多いのだろうか?どっかでもシュミーズ(古い?)姿の婆さんを見たんだが。


全員パニック状態になる中、消防隊員のアレックスが、瀕死の状態で階段から落ちてくる。

一度は止められたが、撮影を再開して物音がする部屋に向かったアンヘラとパブロ。そこにいたイスキエルドが襲ってきて、警官はイスキエルドを射殺。まぁアレだけ錯乱してたら仕方がない的な空気ではあるけど、正直婆さんの様子は錯乱レベルなんてもんじゃないと思ってしまうのはホラーマニアの性だな。


しかも理由も教えず、アンヘラ達をアパートに閉じ込めた警察から、生物兵器が使われた際に行われる防疫態勢が敷かれたと告げられる。その告げ方も外から拡声器ってここ周辺の他の建物はどうなっとんだ?何はともあれ衛生検査官が来るまで待つよう命じられた、アンヘラ達。

一端建物内にある縫製工場に集まり、アパートの住人で研修医のギレムが、アレックス達を隔離状態にしつつ治療を施す。

全てを記録することにしたアンヘラとパブロは、住人へのインタビューを開始。

ギレムは、イスキエルドの部屋に他にも女性がいたのを目撃していた。

7歳の少女ジェニフェルは、扁桃炎のせいで高熱を出していた。両親と愛犬マックスと暮らしているが、マックスは病気で獣医のところにいるらしい。


衛生検査官からの連絡で、伝染病の可能性があると教えられた住人たち。一先ずその場にいる人達で住んでいる部屋を確認をすると、最上階には誰も住んでおらず、東洋人家族の父は部屋で寝たきりだと言うことが判明。(チャイニーズ言うとりましたが、途中日本語喋ったよね?でも中国人っぽいっちゃぽい。この絶妙なとこがスペインの東洋人イメージってこと?)


怪我人の治療に入った検査官の姿を、隠し撮りし始めたパブロ。ところが昏睡状態だった警察官が突然暴れだし、噛み付かれたギレムはその場に置き去りに。

検査官から、獣医の元に運ばれた犬から未知の病原体が発見されたのだという。一度死んだ後、凶暴化して生き返り他の動物に襲い掛かったらしい。病気は唾液から感染するのだと言った。

はい、一応ゾンビーズ確定!


しかし、そうなるとワンコの飼い主一家であるジェニフェルの発熱は……?


と思った途端、不意に凶暴化したジェニフェルが母親に噛み付き、上の階へと逃走。検査官から渡された注射を打とうとするが、ジェニフェルの目は既におかしくなっていた。ついに統率を取っていた警察官が噛み付かれ、一度死んでいた筈のイスキエルドが再び襲ってくる。

縫製工場で死んだ筈の感染者も押し寄せてきて、別の部屋に逃げ込んだアンヘラ、パブロ、セザール(既に住民生存者ラスト)マヌー。その部屋には検査官もいたが、既にに噛まれていた。窓から外へ出ようとするが、外部は完全にそれを拒絶。否応無しに撃たれそうな緊迫状態に。


縫製工場の地下の倉庫から、地下の下水道に通じる穴があり、そこから逃げる提案をするセザール。倉庫の鍵は、ギレムの部屋にあるという。しかし、発症した検査官がセザールに噛み付く。(はい!住民全滅!あーあ、あーあ)


ギレムの部屋の場所を知らないマヌーは困惑するが、アンヘラは、郵便箱に名前があったことを思い出し場所を突き止めるが、途中でアンヘラは噛まれてしまったと絶望する。しかし、パブロもマヌーもアンヘラが噛まれたところは見ていなかった。

マヌーが部屋の前で見張り、ギレムの部屋で鍵を探し出したアンヘラとパブロ。しかしマヌーも感染し、襲い掛かってくる。階下に戻る道を塞がれ(大体にして階段1個だ、下にゾンビーズがたまったら上に逃げるしか方法がない。)停電の中で誰も住んでいない最上階の部屋へと逃げ込んだ。

しかしそこには異様な光景が広がっていた。

悪魔に憑かれた少女が消えたというメディロス事件の記事や、多くの十字架に、大型のテープレコーダー。そこには、悪魔に憑かれた少女を部屋に封じ込めたという話が、録音されていた。


そう絶妙にゾンビ映画ですと言いきれなかったのが、この話の出現があるから!

これまではワンコからの感染?みたいな話で、未知のウイルスによるゾンビ化だと思っていたのが、


突然の悪魔憑きによる怪物化の伝染疑惑へシフトチェンジ!?


天井裏の扉が開き、そこから逃げられるか確認するためにパブロは様子を見る。赤ん坊のようなものが一瞬映り、ライトを壊されてしまう。暗視モードカメラで周囲を確認し、アンヘラと手を取り合うペドロ。

そこに、異様に細い体で半裸の、まるで怪物のような存在が現れる。物音を立てずに逃げようとするが、怪物に気付かれてしまう。暗闇の中、カメラで状況がわかるペドロは、アンヘラを逃がそうとして殺されてしまった。ペドロを探して戻ってきたアンヘラも、見えない何かに闇の奥へと引きずられ消え去っていた。


POV手法で撮影されているホラー作品なのは言うまでもないのだが、完璧に番組撮影と言うていでハンディカムで撮っているような表現となっている。なので見ている方としては、より臨場感や緊迫感を味わえるのが特徴である。慣れるまでは酔いそうだが(笑)

大筋謎の病原体に感染した人間が次々と人を襲っていくという内容は、そこまでゾンビ映画としても深い設定ではない。とはいえPOV撮影で固定カメラではない分、カメラが振り向いた矢先に突然襲われたり、ぼやけた画質の奥に佇む感染者がスイッチを入れたかのように襲い掛かってきたりと、ドッキリ系ホラーとしては非常に優秀である。

しかも最上階に密かに残された神父の実験跡やら、悪魔的な存在やら、感染たけではない恐怖が複雑に絡み合っていて、思った以上のホラー感なのである。その癖、場所は街中の縫製工場に繋がったアパート1棟のみ。逃げる気になったら意図も容易く逃げられそうなのに、実際には窓に近づくだけで威嚇放送・フラッシュライト・しかも最後には威嚇射撃される始末だ。

出たいのに出られない、しかもゾンビーズのせいで逃げたいのに逃げ場も減っていく。しかも何かもっと恐ろしいものまでが闇の中から襲ってくる。

これですね続編があるんですよ。所謂ほんとの続編というか続きというか、それに関してはまたのち程。

思っていた以上に面白く見られる映画です。見放題配信もありますので、気になった方は是非ご覧ください。それでは、朝イチホラーのお話でした!

×

非ログインユーザーとして返信する