徒然闘病記20 会社の裏側2
さて前回はヤベェ会社に入った説明だけで終わってしまいました。

今回は前回の続き。
訪問看護部門の管理者が辞めてしまったので、新しい管理者候補が来ると知らされました。募集で応募してきたとのことでしたが、既に嫌な予感がしました。
なんでかって…聞いたことがある名前だったから。
以前もいいましたけど関東圏と違い北東北の市街も近いとはいえ田舎は田舎。看護・介護に関わる施設・病院の数なんかたかが知れてます。しかも看護師同士・介護士同士の横の繋がりは、学校卒業や同じ病院勤務等で思っている以上に密接なんです。
関東圏ではあまり聞かれないことだろうと思いますが、ハローワークや看護系の就職サイトに登録すると窓口相談や電話・LINE相談がありますよね?そこで普通に聞かれるんです。
『以前勤められていた○○は、何か問題がありますか?』
『○○の募集が取り下げられないのは、なにか理由があるか知ってますか?』
そんなことって思いますか?
でも、何人も紹介しても短期間で辞めるいつまでたっても募集が止まらない職場の紹介をするのはブラックリストが作られるもんなんですよ?関東圏では募集数も応募も数が多いから、そうそう問題にならないでしょう?でも、田舎じゃそうはいきません。なので、母体である会社が他県の上に関東に近い地域の会社に、こちらの現状は想像できないでしょう。
そういう面では大手は全国に社員がいるので、他の地区に応援部隊を会社として作っていますから、なにか起きてもなんとかしようがあります。
まぁそんな話はさておき、知っている名前に嫌な予感を覚えたのは、その名前の人と病院そして施設で一緒に働いたことがあったからです。
その人は何時も自分は何でも対応できますと自負している人でした。ただ、先に勤めていた病院では仕事が雑で緊急性のある患者の対応が出来ないと評価され回復期病棟に移動させられたのが不満で退職していました。次に一緒になった施設では、施設内の利用者情報を個人的LINEで流出させ管理者に叱責されたのが気に入らず退職していました。その後別なナーシングホーム施設に就職したと聞きましたが、そこも辞めたと風の噂になっていた人です。
その人が管理者になる……
まだ仮という話でしたが、病院にいた時からプライドが高く自分が偉くなるのは当然と考えるタイプの人でした。でも、こうして施設を渡り歩くと人生観は大きく変わるものです。もしかしたら、これまでの叱責を糧にしたかもしれない。しかも、何故彼女が他の勤務先を辞めたか詳しく知っている私がいる。
とは思いましたが、やはり来たのはその当人で。
私は夜勤専従だったので直ぐに接触はなかったのですが、直ぐに接触が始まった日勤看護師達に暴言をはいたと騒ぎになりました。
『あなた方は看護の質が低い。給料泥棒だ』
後日それいわれた子から泣きながら訴えられ、思わず頭を抱えたくなりました。彼女は以前と何一つ変わっていなくて、プライドも高く、この施設のこれまでの経過すら気にしていない。しかも、医療度の高かった私がひとつ前に勤めていた視察と同じにしようとしている。
ヤバイのはここで10年この生活をして来たスタッフに急に病院レベルの看護対応に変えろといわれても、それをやる対象の利用者もいないうえに、古くからのスタッフのやり方を否定するだけでは反感を買うだけなのに。それに前の記事でいった通り、簡単には医療度の高いナーシングホームには変えれないのに。
それを就職して数日のよく知らない上司からお小言として言われるのは、これまでのスタッフにしたらパワハラでしかないのです。
だって上司自身が施設の中を何も知らないから。
その上当人にあった日に声をかけて聞いてみましたが、私より先に退職した後の施設も数ヵ月で退職し、次には病院のパートを経過して、他の病院の主任候補として就職したけれど、そこも3ヶ月で辞めたと。
結局、彼女は病院での看護師は可能かもしれないけど施設内訪問看護については素人と同じでした。ただ医療度をあげるため、お尻の皮が剥けた=褥瘡として特別指示を医者に依頼して書かせる等の、本来ならまだ医療に至らないものまで医療指示にするよう往診医に圧をかけたりしていました。
知人だったこともあるからと何度か余計な助言と知りつつ、長年勤めているスタッフの考えも聞いて。家族の意向を確認して。と伝えましたけど、猪のように突進する彼女には聞こえなかった。というより聞く耳がなかったんです。
現状の施設では管理が難しい腹膜透析の患者を受け入れましたが、透析の基本すら誰も知らない状況を必死で経験があった私は機械の指導を看護スタッフにしました。でも、夜勤のない管理者はそんなの出来て当然でしょとスタッフの一人を再び号泣させたのです。
しかも、以前日勤もしていた頃には一緒に働いたことのある私が、何故ここでは夜勤専従看護師になっているか改めて説明したのです。
因みに彼女は医大の小児科経験もあり、救急も何でも対応できるが自負でした。
でも彼女は『ギッテルマン症候群』については、何一つ知らなかった。確かに珍しい病気ですしね、でも医大の小児科ならバーター症候群くらいは知ってそうなものです。彼女的に医大より下とみられていた県立病院のNICUに勤務していた私ですら、バーター症候群は知っていたのですから。
しかも病名は知らなくても低カリウム血症があると説明すれば、低カリウム血症の症状くらいは他のスタッフは大体なんとなく想像が出来た。そして、その発作が明け方起きる理由も私はちゃんと筋立てて彼女に説明した。
でも彼女は一辺の理解すら出来なかった。説明の直後私に彼女が言ったのは
『メンタルの病気かなぁ?メンタル弱いんだね。』
※※※※※※※※暫しの間
はぁ?!( ゚д゚)あんた、今なんつった?メンタル言うたか?
低カリウムのせいで倦怠感や頭痛が起きて、コントロールできないから朝方嘔吐したりするって説明したよな?
その時のために残していたわけではないけど、動画に特大発作中が一つだけ撮れていたので見せましたけど、それでも彼女は理解できず、その症状はきっとメンタルだと言い張ります。
コイツは話にならん……そういうことで私は彼女には接触しないよう心がけることにしました。接触すればするほどストレスになることが分かったから。
泣いたスタッフには何かあったらその上の上級管理者に伝えるよう言って起きました。
そうしたらなんとまぁ彼女たった3ヶ月で管理者候補を下ろされ同系列のもう一つの施設移動になったのでした。どうやら、他にも多々看護師だけでなく介護士にも、往診医の先生方にも失礼な言動をした様子。
人間そう直ぐには変われないし、彼女みたいに悪いと思ってない人には変わりようがないんでしょうね。
なんか今回もヤベェ会社のヤベェ上司の話で終わってしまった(笑)では、また続きます。